日本列島に襲来している最強寒波。静岡県内でも1月10日朝、多くの地点で今シーズン一番の冷え込みとなりました。12日には再び寒気が流れ込むため、寒さは週末も続く見通しです。
水面に薄く張った氷。こちらは静岡市葵区の中心部 駿府城の外堀です。
通勤や通学で街行く人も手袋やマフラーなどでしっかりと防寒対策をしていました。
男性：
寒い、めちゃくちゃ寒い。顔が痛い、この辺がすごい痛い
女性：
風が冷たくて寒いから自転車も乗れない
男性：
指の先がしびれて、そこを見たら凍っていた
伊藤渚紗 記者：
午前7時過ぎの静岡市葵区です。手や顔が痛いほど寒さを感じています。こちらご覧いただきますと9日から続く寒さの影響でしょうか、霜柱が多くたっています
冬型の気圧配置が強まったうえ、上空に強い寒気が流れ込んだ影響で10日朝の県内は御殿場で氷点下5.9℃、浜松で氷点下0.4℃など18の観測地点のうち12地点で今シーズン一番の冷え込みに。
伊東市の一碧湖でも湖畔に氷が張り、水鳥が薄氷の合間を泳いだり風を避けるかのように羽を休めていました。
10日は最高気温も静岡で9℃、浜松で4.4℃などと気温が上がらず、冬らしい寒い1日となりました。
気象台によりますとこの最強寒波のピークは10日だということですが、12日には再び強い寒気が流れ込むため寒さは週末も続く見通しだというこどです。
その後は来週半ばにかけて冷え込みは和らぎ、平年よりも暖かくなるということで寒暖差による体調の変化に注意が必要です。
