大型クルーズ船など海外から観光客が訪れる静岡県静岡市の清水港で海難事故を想定した訓練が行われ、避難誘導などの手順を確認しました。
この訓練は県旅客船協会が海上保安庁などと合同で行い、約100人が参加しました。
齊藤力公記者:
煙が充満するなか避難中に行方不明になった人の捜索活動が行われています
船内で火災が発生したことを想定した訓練では、海上保安部の隊員が行方不明者を捜索しヘリで搬送するまでの流れを確認していきました。
また、乗客がボートで避難する途中誤って海に転落したことを想定し、それぞれの役割なども確かめていました。
県旅客船協会・田島 昇 事務局長:
有事の際に官民一体で即対応できるというのを重視しているので、事故があってもすぐに対応できれば
県旅客船協会は、今後 日本語が通じない観光客の救助訓練など乗客の安心安全につなげていく方針です。