2024年6月から10月頃に飲食店などを経営する男性(当時30)の遺体が損壊・遺棄された事件で、12月7日に逮捕された会社役員の男(31)ら3人について警察が調べを進めています。警察によりますと男性と男は共同経営者で、他の2人も仕事でつながりがあったということです。
10月2日に別の場所に住む男性の家族から警察に「息子と連絡が取れない」という通報があり捜査が開始されました。
また、警察が事件を把握する前日(1日)に、何者かが男性の自宅に入っていく様子が、男性の自宅付近の防犯カメラに記録されていました。
男性の部屋に侵入したと思われる人物は部屋の電気がつくとベランダに出て何かを取っているような動きをしていました。
そして、部屋とベランダを行き来したあと電気は消え、入っていった人物は家の外へ出ていきました。
男性を知る近所の人は「ベランダから5カ月ほど干しっぱなしになっていた洗濯物がなくなっていた」といいます。
男性を知る人:
10月1日まで洗濯物が干しっぱなしで、みんな「干しっぱなしだね」と言っていた。10月2日になったら洗濯物がなくなったので「帰って来たんだ、良かったね」と思っていたら、2日に洗濯物がなくなった途端に警察がいっぱい来てビックリしている。10月3日になったら、もういっぱい鑑識とか
警察はこの防犯カメラの映像を確認していて、3人との関係について調べています。
改めて4人の関係を整理します。
会社役員の男は男性の同級生で、ともに飲食店やバーを経営していました。
また、もう1人の男は会社役員の男が経営する飲食店の店長で、男性とも仕事上でつながりがあったといいます。
そして19歳の女も3人が関係する会社で働くなど、いずれも男性とつながりがあったということです。