静岡県掛川市の住宅で高齢夫婦が何者かに刃物で襲われケガをした事件で、警察はインドネシア国籍の男を殺人未遂の疑いで逮捕しました。関係者によると現場には男のマスクとサンダルが残されていたということです。
殺人未遂容疑で逮捕されたのはインドネシア国籍の工員の男(24)で、11月18日、掛川市国安の住宅で、この家に住む女性(78)の顔や腕などを刃物で切り付け殺害しようとした疑いです。
この事件をめぐっては女性の夫も刃物で切られるなどしていて、2人とも全治1カ月の重傷を負っています。
捜査関係者によりますと、男はインターフォンを押して家を訪ねたとみられ、現場には刃物のほかに容疑者のものとみられるマスクとサンダルが残されていたことがわかりました。
調べに対し犯行は認めているものの殺意は否定しているということです。