富士山が噴火したことを想定し、静岡・山梨・神奈川の3県と国などが11月26日に訓練を行い、2023年に策定した避難計画に基づき対応の手順を確認しました。
訓練は富士山の火山性地震が活発になり重大な被害を及ぼす噴火が発生または切迫しているときに気象庁が発表する「噴火警戒レベル5」が出されたことを想定して行われました。
参加者たちは2023年3月に策定された避難基本計画に基づき、火山灰が降る範囲や溶岩の流れる方角などから噴火口の位置を特定し、避難指示を発令する手順を確認しました。
静岡県・黒田健嗣 危機管理監:
実際に富士山が噴火する時に、どういう情報が気象庁や富士砂防事務所から出されて、どういうタイミングで避難の判断をしていくか、その流れを一通り確認できた
県は今後もこうした訓練を続け富士山の噴火に備えたいとしています。