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“別人格”による殺人?元警察官の裁判員裁判で中間論告 検察は「被告の犯行」と主張も弁護側は「慎重に」

祖父母と兄を殺害した罪に問われている元警察官の男の裁判員裁判は、11月18日に被告が犯人かどうか検察側・弁護側双方による中間論告が行われました。

浜松市の元警察官の被告(25)は2022年3月、自宅で祖父母と兄をハンマーで殴るなどして殺害した罪に問われています。

これまでの裁判で被告は起訴内容を否認し、弁護側も「犯人だっとしても本人がコントロールできない別の人格による犯行」と主張しています。

18日は被告が犯人かどうかについての中間論告が行われ、検察側は「虐待への恨みや別の人格が詳細に自白していることなどから被告の犯行」と主張した一方、弁護側は目撃者がおらず「慎重に考える必要がある」と述べました。

裁判は今後、被告の責任能力について審理され、2025年1月に判決が言い渡される予定です。

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