1Day 歴史の道「二本杉歩道」を復活させよう!

山を愛する人、歴史を愛する人は集合! 天城の山で自然を守るため整備を続ける天城トレイルワーカーズと一緒に、崩壊した登山道を復活させましょう!

浸食が進んでえぐれた歩道 木の根が露出

2Daysワークショップの内容を1日にぎゅっと凝縮しました。約10年前から通行止めとなっている「二本杉歩道」に特別に入り、実際に道を直す作業に参加します。

途中、整備を行った箇所を観察しながら、道が荒れる原因と影響を学びます。

天城トレイルワーカーズ 代表
倉原卓也

「昔はもっと歩きやすかった」「ここにこんな植物あったよな」そんな気づきを行動にしてみましょう。

天城の景色を取り戻す活動へぜひご参加ください!”

山を守ることは流域の田畑や海を潤すことにつながります。昼食は地元の食材を使ったお弁当をご用意する予定です。天城の自然の恵みをまるごと体感するエコツーリズムです。

※山道を往復4時間程度歩きます。歩き慣れていない方は事前にご相談ください。

二本杉歩道の入口(静岡・河津町)

二本杉歩道(下田街道)は、幕末に吉田松陰初代アメリカ総領事ハリスが通った歴史の道です。通行止めとなって草木が茂っていますが、当時の石垣や炭焼窯の跡を見ることができて情緒たっぷり。

石川さゆりの「天城越え」に歌われ、越すに越されぬ険しで知られた難所「天城峠」は、もともと二本杉峠だったんですよ。

明治時代に開通した天城隧道

倉原卓也
その昔伊豆で行われていた「伊豆アドベンチャーレース」に出会って人生が一変。レースに出るため、いろいろなアウトドアアクティビティを習得します。その後アドベンチャーレース、トレイルランなどの大会にハマり、海外のレースにも多数参加。トレイルランニング大会の運営に携わる中で登山道整備を始め、2023年より天城トレイルワーカーズとして天城山の保全活動を行っています。愛称は「クララ」。陸上自衛隊出身で、現在も即応予備自衛官です。