静岡県富士宮市の小学校に勤務する41歳の女性事務職員が、保護者からの給食費や寄付金など120万円あまりを横領したとして懲戒免職となりました。
免職処分となったのは富士宮市立内房小学校に勤務する41歳の女性事務職員です。
県教育委員会によりますと、女性職員は2024年3月から8月にかけて、業者に支払う給食費を学校の口座から出金したものの支払わなかったほか、保護者から集めた寄付金を口座に入金しないなどの不正行為を繰り返し、約126万円を横領しました。
学校に給食センターから給食費が支払われていないと連絡が入り発覚し、横領した現金は家賃や生活費、車のローンに充てられていました。
女性職員はすでに全額を返還していて、聞き取りに対し「生活のことを考えてやってしまった」と話しているということです。