2025年秋田県の山中でアメリカ軍の爆撃機B29の残骸を発見した探検家が、2026年11月6日静岡県浜松市を訪れました。浜松と秋田に新たなつながりが生まれています。
11月6日浜松市を訪れたのは、秋田県に住む探検家・高橋大輔さん。
面会したのは、1945年6月に起きた浜松空襲を語り継ぐ地元の市民です。
探検家・高橋大輔さん:
この機体が1つ見つかったことでまた違うつながり、今までなかったつながりというものを生み出すものなんじゃないか
「機体がつながりを生み出す」。
その意味は高橋さんが発見したものにありました。
こちらは2026年の夏、FNNの取材班が秋田県男鹿市で高橋さんに同行した映像です。
本山という山を登り、発見したのは・・・。
探検家・高橋大輔さん:
(Q.これはなんですか?)ジェラルミンの機体の一部。20cm×15cmくらいの大きさ
1945年8月に秋田県で墜落したアメリカ軍のB29の一部です。
さらに30分ほど山の中を進んでいくと・・・。
高橋朋弘 記者:
ありました。こちらがB29の機体の一部です。80年前に墜落して以降、手つかずのまま残されています
山の斜面に横たわるのは全長2m近くある大きな部品。B29の着陸装置です。
探検家・高橋大輔さん:
びっくりした。この大きさといい、山奥の一番深いところに眠るようにあったというのはすごくインパクトがあった
高橋さんは発見した機体について、アメリカの国立公文書館などで調査してきました。
その結果、2026年7月 このB29が約3000人の死者を出した浜松空襲に参加した機体であることが分かりました。
そして11月6日、浜松市を訪れた高橋さん。
浜松での被害の実態について、遺族会の会長から聞き取ります。
浜松市遺族会・大石功 会長:
集中で夜間に空爆を受けた。これがB29、100機。焼夷弾 6万5000発。浜松の大空襲はこれを言っている
浜松での空爆の実態を理解します。
一方で、高橋さんも富山や大阪など他の都市を空爆したことや墜落後のことなど、B29が辿ってきた歴史を説明しました。
探検家・高橋大輔さん:
私自身が機体を見つけたことがまさかこういうつながりになるのかと、去年まで想像できなかった。遠い地域でも実は違った(被害があった)という気づきが、また新たな戦争についての発見というか、気づきにつながっていけばいい
高橋さんは秋田に戻ってから浜松空襲の記憶を地元の人たちに語りたいと話しています。
