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鈴与商事(静岡市)は、鈴与(静岡市)との間で、太陽光発電の余剰電力などを活用した「オフサイトPPAサービス」に関する契約を締結しました。2026年9月にサービスの提供を開始し、鈴与が中部エリアに所有する43施設などにCO2フリー電力を供給しています。
鈴与商事が設置・所有する太陽光発電設備10カ所の余剰電力に、非化石証書を活用した実質再生可能エネルギー電力を組み合わせることで、鈴与に供給する全ての電力をCO2フリー化。これにより、鈴与では年間約6,400トンの温室効果ガス排出量削減が可能になるとしています。
太陽光発電の余剰電力を中部エリア43施設で活用
今回の取り組みでは、鈴与商事が中部エリアに所有する太陽光オンサイトPPA設備10カ所で発電した電力のうち、自家消費量を上回る余剰電力を活用します。
供給先は、鈴与が中部エリアに所有する43施設。建物の構造などの制約から太陽光発電設備の設置が難しい施設に電力を供給します。
対象となる太陽光発電設備の出力は合計約1.9MWで、年間約150万kWhの余剰電力が発生する見込みです。
非化石証書を組み合わせ供給する電力をCO2フリー化
太陽光発電の余剰電力が発生しない時間帯や、東北・東京・関西・九州エリアの施設で使用する電力には、非化石証書を活用した実質再生可能エネルギー電力を充てます。非化石証書とは、太陽光や風力など、CO2を排出しない非化石電源で発電された電力の環境価値を証明するものです。
こうした仕組みを組み合わせることで、鈴与商事が鈴与に供給する全ての電力を「CO2フリー電力」としました。これにより、鈴与では事業活動に伴う温室効果ガス排出量を年間約6,400トン削減できるとしています。

なお、電力供給は、鈴与商事と電源開発の共同出資会社で、小売電気事業を担う鈴与電力を通じて行います。
太陽光発電設備を設置できない施設にも再生可能エネルギーを
鈴与では、脱炭素化に向けた取り組みとして、物流施設を中心に屋根上への太陽光発電設備の導入と自家消費を進めています。一方で、建物の構造などの制約から、設備を設置できない施設もあります。
今回のオフサイトPPAは、こうした施設にも再生可能エネルギー由来の電力を供給できる仕組みです。
オフサイトPPAとは、電力を使用する施設の敷地外にある再生可能エネルギー発電設備から、電力を長期契約で購入する仕組みのこと。鈴与商事は静岡県内や東海エリアを中心に太陽光オンサイトPPA事業を展開しており、今回の取り組みでも、発電した電力の余剰分を別の施設で活用することで、再生可能エネルギーの有効利用を進めます。
両社は今後も、再生可能エネルギーの有効活用などを通じて、持続可能な社会の実現に取り組むとしています。
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