カメムシ
くらし

カメムシ大量発生!静岡県内で平年の6倍超 洗濯物に付いたらどうする?冷却効果を利用したスプレーも

静岡県内ではいま、“緑の厄介者”とも呼ばれる「カメムシ」が大量発生しています。

「カメムシ」といえば、気になるのがあの“刺激臭”。

カメムシは、危険を感じると腹部にある臭腺からにおいのする分泌物を出し、外敵から身を守ります。

カメムシ大量発生 平年の6倍超

県が、カメムシが主に餌とするヒノキの実への寄生状況を調べたところ、枝10本あたりの平均寄生数は37.5匹。平年の6倍を超え、1996年以降で過去最多となりました。

磐田市で半世紀近く柿の栽培に携わる伊藤一吉さん(83)は、「これだけ多いのは初めて」と驚きを隠せません。

現在、発生時期や量、推移を把握するための調査も行っていて、農園に設置したわなに飛来したカメムシを毎日数え、県に報告。多い時には約4000匹に上るといいます。

カメムシに柿の実を吸われると、中がスカスカになり、商品価値がなくなってしまうため、伊藤さんは4月以降、毎月数回の消毒を実施。

その甲斐もあって、現在のところカメムシによる被害はほとんど確認されていませんが、収穫を終えるまでは気が抜けません。

カメムシ対策グッズの売れ行きも好調

こうした中、いま売り上げを伸ばしているのがカメムシ対策グッズです。

静岡市葵区のハンズ静岡店では、9月に入ってから問い合わせが増えていて、前年の3倍を超えるペースで対策グッズが売れています。

中でも、簡単に設置できるタイプの商品が人気で、欠品が続いているものもあるということです。

秋はカメムシが家に入り込みやすい季節

アース製薬によりますと、秋は1年を通して最もカメムシに悩まされやすい季節。カメムシ類の中には集団行動を好み、9月頃になると晴れた日に越冬場所を求めて一斉に移動する種類がいるからです。

そのため、窓のサッシなどの隙間をテープで塞いだり、窓や網戸などに忌避剤を使用したりすることが対策になります。

カメムシは小さな隙間から住宅に侵入するため、窓や網戸だけでなく、ドアや外壁などに隙間がないか確認することも大切です。

万が一、洗濯物に付着していたら?

屋外に干した洗濯物や布団などにカメムシが付着していた場合、刺激すると強いにおいを出すことがあるため、直接つぶさないよう注意が必要です。

カメムシ類は低温になると運動能力が低下する特性があり、カメムシ用のスプレーには、冷却効果と殺虫成分によって、においを出す前に速効駆除することをうたった商品もあります。

秋の行楽や洗濯物の取り込みなど、カメムシと遭遇する機会が増えるこれからの季節。

まずは窓や網戸だけでなく、ドアや外壁なども確認し、家の中への侵入を防ぐことが重要です。

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