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狙われやすい家 対策ポイントは? 泥棒や強盗犯の巧妙化・凶悪化 地域の安全向上に必要な「防犯の輪」 まず始められる対策紹介

強盗や空き巣などの犯罪が巧妙化していますが、犯人はどんな住宅を狙うのか、どんな対策を嫌がるのか。私たちがすぐに取り組め、効果的な防犯対策を考えます。

これは8月28日、静岡中央警察署でおこなわれた防犯講習会の様子です。

静岡中央警察署・生活安全課
中村佑馬 生活安全課長:
令和8年2月、こちらの住宅も実は無施錠。犯人に口をふさがれ、金を要求されという事件が発生している

各地域の防犯リーダーたちが防犯砂利の効果を体験したほか、防犯ガラスの強度を示す実演をしました。

参加者:
このガラスならやる気はしない。悪いことを

参加者:
とても参考になった。みなさんに伝えたい

みんなに伝えてもらう…それが最大の狙いです。

静岡中央警察署・生活安全課
中村佑馬 生活安全課長:
きょう集まっていただいたのは、地域の防犯リーダー。防犯リーダーが中心になって地域の防犯の輪を広めてほしい

なぜ今こうした講習会に力を入れているのか。

その背景をヒモトクと…。

村田彬 記者(2025年12月):
強盗事件は閑静な住宅街の一角で起きました。現場には複数の捜査車両が停まっていて、鑑識作業が進められています

2025年12月、静岡県長泉町の店舗兼住宅で起きた強盗事件。

男3人が押し入り、現金 約1000万円が奪われました。

その後も2026年2月には、伊豆市、磐田市と立て続けに強盗事件が発生。

いずれもSNSなどで繋がり、全国で凶悪事件を起こす匿名・流動型犯罪グループいわゆる“トクリュウ”の犯行とみられています。

もはや他人ごとではない強盗。

では実際に犯人は住宅のどんなところを見ているのか?

こちらの一般住宅で、静岡中央警察署の中村佑馬 生活安全課長に防犯診断をしてもらいます。

静岡中央警察署・生活安全課
中村佑馬 生活安全課長:
通路から見て樹木によって中が覆われてしまっているから、通行している人から中が全く見えない状況になる。泥棒が隠れやすい状況

まず目を付けたのが、道路と住宅を仕切る垣根。

プライバシーを確保するために植えた樹木も手入れをせず生い茂ってしまっていると、犯人の格好の隠れ場所となります。

また玄関だけでなく、入口の門にも鍵をかけることで、より防犯力が高まると言います。

さらに…。

静岡中央警察署・生活安全課
中村佑馬 生活安全課長:
焼き物と思われるが、こういうものを土台・足台にして、直接2階に入っていく、あるいは室外機から2階に入っていく。当然考えられるから注意してほしい

2階に侵入されづらい家づくりを心掛けるとともに、2階にも忘れず施錠することが大切です。

一方で、手本にしたいポイントも。

静岡中央警察署・生活安全課
中村佑馬 生活安全課長:
通常だと真ん中だけ鍵があるが、この家の場合、両サイドに鍵がかかる。犯人は1カ所だけ鍵を開けたとしても、もう1カ所開けないと入れない。非常に防犯性が高い。

センサーライト。夜間になると街灯もないから真っ暗になるなか、このセンサーライトによって中へ入ってきた不審者を映すことができる点で非常に良い

人に存在を知られることを最も嫌う犯人。

センサーライトでその存在を照らすことは、侵入を防ぐために効果的です。

他にも隣に見通しの良い公園があることで、人の目に付きやすい環境が犯人を怖気づかせると言います。

伊藤渚紗 記者:
さまざまな手口で住宅を狙う犯人から、私たちが今すぐに対策できる物とは、どんなものがあるのでしょうか

全国に260店舗以上を展開する大手ホームセンター“カインズ”では、防犯用品を数多く取り扱っています。

カインズ清水店・籠原徳也 販売ラインマネージャー:
年配の人や子供がいる家庭が、一番手にとって購入する人が多い印象。近年の強盗事件をふまえて、防犯用品の需要は高まっている

この店では過去1か月、防犯カメラが前年比で173%、センサーライトが前年比で125%と売り上げを伸ばしていて、需要の高さが伺えます。

買い物客:
家の周りは裏が死角になって怖い。人感で(人が)通れば明かりが付くもの。少しは防犯になるかと思う

買い物客:
カメラは気になる。(ダミーカメラは)値段が手ごろだから使い易い

何を選べばよいのか、防犯には講習会でも伝えられていた「4つのポイント」があります。

それは「音・光・時間・目」です。

防犯砂利などで“音”を立てさせる。

人感ライトで犯人を“光”らせる。

強化ガラスで窓を割る“時間”を掛けさせる。

そして監視カメラで“目”を向ける。

いずれもホームセンターなどで用意する事ができます。

静岡中央警察署・生活安全課
中村佑馬 生活安全課長:
犯人を見つけるための人目に触れる対策を進めることが大切。身近なところから簡単に始められる防犯対策は多くある。そういうところから1つずつ取り入れてもらいたい。被害防止に役立ててほしい

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