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静岡市葵区にある「片山米店」は、お米店が作る厳選したお米のおむすびが人気です。人気の具材を調査し、むすび方のコツも教えてもらいました。
人気はなにむすび？
向かったのは種類豊富なお米はもちろん、手作りおむすびが人気という葵区五番町の「片山米店」です。
店内には常時17種類ものおむすびが並んでいます。
鮭や梅、こんぶといった王道の味から、「あとひきごぼう」や「ツナたく」など、珍しい味までありました。
まずは1番人気の「鮭（150円）」から試食。
にむらあつとリポーター：
お米一粒一粒が立っていて、ふっくらしています。トータルバランスがすごく高いおむすびですね
片山米店・片山友美さん：
お米の主張が強すぎず、具との調和をとっています
続いて「ツナタク（170円）」。その名の通りツナマヨとたくあんのコンビです。かむたびに、たくあんの良い音が響きます。
さらに隠し味が入っているそうですが、それは門外不出。ぜひ実際に食べて予想してみてください。
にむらあつとリポーター：
たくあんの塩味とツナマヨの甘味のバランスが素晴らしいです
「あとひきごぼう（170円）」は、きんぴらごぼうをベースに梅肉などが入っていて、のりや塩味のあるお米との相性がばっちりです。
どれも使用しているのは新潟県産三和コシヒカリです。
おむすび作りの極意
お店のようなおむすびを自分でも作りたい!
おいしいおむすびの作り方を片山米店で教えてもらいました。
形を整えるためにぎゅっと力を入れてしまいそうですが、お米の粒をつぶさないようにふっくら作るのがポイントだそうです。
力強く握りすぎるとせっかくのお米が硬くなってしまうので、お米を“まとめるイメージ”で握ると良いとのこと。
さらに、炊きたてのお米を使うのではなく、一旦冷まして多少水分を飛ばすことで、まとまりもよくなるそうです。
■店名 片山米店
■住所 静岡市葵区五番町6－3
■営業時間 9：30～18：30
■定休 日・月・祝
“パリおにぎり”に挑戦
いまフランス・パリでも空前のブームを巻き起こしているという日本の伝統食「おむすび」。パリでは日本にはない具材のおむすび「パリおにぎり」が広がっているそうです。
おいしいおむすびの作り方を学んだところで、オリジナルのパリおにぎりを作ってみませんか?
様々な食材を用意しましたが、最新グルメすぎてレシピが見つからなかったため、インターネットで見つけた写真を頼りに作ってみることに。
まずはトマトやアボカド、サーモンなどを細かくカットします。
次にカットした食材にミックスチーズとカツオ節を合わせ、しょうゆとワサビを混ぜ合わせます。
最後に味付けした食材をごはんに混ぜ込み、握ってニムラ流パリおむすびの完成です。
にむらリポーター：
ワサビじょうゆとサーモンの味わいが最初に来て、その後に来るトマトの酸味が味をしめてくれます。サラダ感覚で食べられるおむすびですね
1月17日はおむすびの日でした。阪神淡路大震災で多くのおむすびが届けられたことから、人と人との心を結ぶ日として制定されたそうです。
お店で買うもよし、自分で作るもよし、日本が誇る伝統食おむすびを楽しんでください。
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