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熱海土石流・民事訴訟の判決は2027年3月に 審理終結で原告「同じことが起こらぬよう責任を明確に」

静岡県熱海市で起きた土石流災害をめぐり遺族や被災者が起こした裁判は、9月17日、審理が終結しました。遺族や被災者は「同じことが起こらないよう責任を明確にしてほしい」と裁判所に訴えました。

村田彬 記者:
土石流災害の遺族や被災者が地裁沼津支部へと向かいます。きょう審理が終結する見通しとなる中、法廷でどのような思いが語られるのか注目されています

17日午後1時に始まった裁判。おおきな節目を迎えました。

2021年7月3日静岡県熱海市で起きた土石流災害。災害関連死を含め28人が犠牲になり、住宅など100棟を超える建物に被害が出ました。

災害発生から約2カ月後。遺族や被災者が、「危険性を認識しながら廃棄物交じりの土砂を捨てたり対策を怠ったりしていた」と、土砂の搬入業者や前と今の土地所有者などに損害賠償を求める裁判を起こしました。

また、2022年には「盛り土のリスクを適切に把握せず必要な権限を行使しなかった」として、県と熱海市にも損害賠償を求め提訴します。

杉本真弓カメラマン:
伊豆山上空です。源頭部付近には裁判官らが集まってきており、これから現地の確認が行われる模様です

2026年2月には、裁判官が審理に必要な情報を確認するために、盛り土が造成された場所や被害が大きかったエリアなどを原告や被告の関係者などとともに視察しました。

原告側が“人災”と主張する土石流災害の責任はどこにあるのか。被告側はそれぞれ法的責任を否定しています。

17日の裁判では、遺族や被災者が証言台に立ち「同じようなことが起こらないよう責任を明確にしてほしい」と訴えました。

また、原告側からは、これまで算定を続けてきた損害賠償額が43億円余りに上ることが示されています。

審理を終え原告は―。

母を亡くした瀬下雄史さん:
私たちが望むような判決、そして責任の明確化を期待したい

判決は2027年3月19日に言い渡されます。

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