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【園児バス置き去り死亡事件】担任の女「私の責任で罪は重い」 被告人質問で遺族に責任問われ

静岡県牧之原市の認定こども園で送迎バスに園児が置き去りにされ死亡した事件の裁判は、15日 当時のクラス担任への被告人質問が行われました。遺族からの質問に「私の責任で罪は重い」と答えました。

2022年9月、牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で当時3歳だった河本千奈ちゃんが送迎バスに置き去りにされ、重度の熱中症で死亡しました。

この事件で当時バスを運転していた元園長の男(74)は車内の確認を怠ったとして、クラス担任だった女(48)は保護者への連絡を怠ったとして起訴され、ともに初公判で起訴内容を認めています。

15日の裁判はクラス担任の女への被告人質問が行われ、弁護側からいまの心境について問われると後悔の気持ちを語りました。

クラス担任だった女:
私の責任で取返しのつかないことをしてしまいました。死にたい気持ちと死んではいけない気持ちの繰り返しです

また園に出欠確認のマニュアルはなく、当日も直接確認していなかったと明かしました。

なぜ確認しなかったか問われると…。

クラス担任だった女:
身体測定の準備や以前受け持っていた元園児の来園、絵の具を使った活動が急に入ったことなどで忙しかったです。元園長などがバスに千奈ちゃんがいなかったということを確認してくれていると思ってしまっていて、準備を優先してしまいました

一方、遺族は「(クラス担任の)被告は登園管理システムで千奈ちゃんの欄が「未入力」となっていることを職員から伝えられていながら出欠確認を怠っていた」と指摘しました。

千奈ちゃんの父親:
あなたしか置き去りにされた千奈を助けられる人はいませんでした。あなたの責任は重いと思っていますが、どう思いますか?

クラス担任だった女:
私の責任であると思っているので罪は重いと思います

出欠確認しなかった理由は?

当時のクラス担任だった被告が、なぜ千奈ちゃんの出欠を確認しなかったのか15日の説明をまとめました。

なぜ出欠を確認しなかったかという質問に対して「身体測定の準備や以前受け持っていた園児の来園、絵の具を使った活動が急に入ったことなどで忙しかった」と答えました。

そして出欠確認ではなく、他の作業を優先させた理由については「元園長の男などがバスに千奈ちゃんがいないことを確認してくれていると思ってしまった」と述べています。

遺族から「責任は重いと思いますか」という質問を受け「私の責任であると思っているので罪は重い」と説明しています。

次回の裁判は6月13日に開かれ、千奈ちゃんの両親が意見陳述をして結審する見込みです。

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