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【速報】「一番大きかったのはリニア」 辞意表明の真意は? 川勝知事が臨時会見 静岡

臨時会見する川勝知事(4月3日)

4月2日に突如として辞意を表明した静岡県の川勝平太 知事は、3日午後3時半から臨時会見を開き発言の真意を説明しました。

川勝知事は4月1日に行われた県庁の入社式で、新入職員を前に「実は静岡県、県庁というのは別の言葉でいうとシンクタンクです。毎日、毎日、野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、あるいはモノを作ったりとかということと違って、基本的に皆様方は頭脳・知性の高い方たちです。ですから、それを磨く必要がありますね」(原文ママ)と訓示しました。

しかし、この発言は職業差別とも受け取れ、県庁には苦情が殺到。

川勝知事から辞職の意向を伝えられた中沢議長(4月3日)

こうした中、2日に取材に応じた川勝知事は「職業差別はしていない」と述べたうえで「職種が違うということを言っただけ」と釈明する反面、「どうしたらいいかと思っていて、よく考えたが準備もありますから6月の議会をもって、この職を辞そうと思っています」と辞意を表明しました。

しかし、理由は語られずじまいで、3日に改めて臨時会見を開いた川勝知事は辞意の背景としてリニア問題などを挙げました。

川勝知事:
一番大きかったのはリニア。4期目は生態系や環境をいかに守るかに心を砕いてきた。JR東海と真摯な対話を続けてきたが、画期的なことは2023年12月に「2027年以降に作る」と正式に国交省に変更を申し出た。リニア問題を解決するのは事業計画を見直す以外にないと従来から思っていた。この計画の見直しに丹羽社長が踏み出した。2回目のモニタリング会議で事業計画が出された。単純に足すと13年弱かかるということ。2037年になっても南アルプストンネルが完成しているかわからない。

大きな区切りを迎えたというのが今回ここで辞表が出せるという風に至ったということ。ですからこの2~3カ月でリニアの問題が大きく動き、ここで仕事が一段落したということが辞表を提出することになった理由。

一方、会見に先立ち川勝知事本人から辞職の意向を報告された県議会の中沢公彦 議長は「なんでそれが任期途中で辞めないといけないことにつながるのか、さっぱり意味がわからなかった」と疑問を呈し、「説明の受け止めとしては嫌がらせが成就したので私の役目は終わったという感じだった。辞めるのは職業差別にまつわる不規則発言が理由ではなさそう。どうやらリニアが上手くいかなかったこと(2027年の開業断念)について目途が立った」と述べています。

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