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【会見詳報】川勝知事が突然の辞意 なぜ?「メディアのハラスメント横行」「切り取られた」と恨み節 静岡

取材に応じた川勝知事(4月2日午後6時頃)

4月1日に行われた静岡県庁の入庁式で、川勝平太 知事が新入職員に対する訓示の中で「実は静岡県、県庁というのは別の言葉でいうとシンクタンクです。毎日、毎日、野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、あるいはモノを作ったりとかということと違って、基本的に皆様方は頭脳・知性の高い方たちです。ですから、それを磨く必要がありますね」(原文ママ)と発言したことを受け、知事は2日午後6時から取材に応じました。

この中で、まず発言の真意を問われた川勝知事は「職業差別は皆無。職業に貴賤はないというのが基本的な考え方。問題発言があったかのごとき状況になって本当に驚いている」と強調。

その上で「野菜に関わる仕事をしている人たちとか、酪農の仕事をしている人たちと職種が違うということを言った」と述べた一方、「不愉快な思いをされたということであれば誠に申し訳なく思う」とも口にしました。

ただ、「全体の流れを見てもらえれば、あるいは話しを聞いた新規採用職員の人たちが職業差別をしたという風に受け取ったとは到底思わない」と開き直りとも取れるような言葉を発し、さらに「この発言は不適切ではないと思うが、一部を取れば職業差別に落とし込むという風なことが出来る発言であったかもしれない」と、あくまでも自分に非はないとのスタンスを貫きます。

さらに「最近、メディアのハラスメントが横行していることを憂いている。ジャーナリズム、あるいはメディアの質の低下を感じ、誠に残念なこと。切り取られた」と責任を転嫁するような発言をしたため、報道陣が「切り取っていない」と反論すると「文章全体の中で脈絡から外れている。もう誤解も甚だしい。曲解も甚だしい」と主張。

しかし、最後の最後に「こういう風潮が瀰漫していることに対しては憂いを持っている」とメディア批判を展開しつつ「どうしたらいいかと思って考えていたが、準備もあるので6月の議会をもってこの職を辞そうと思っている」と突如、辞意を表明しました。

突然の出来事に、しばしの間があった後、川勝知事が「以上です」と一方的に取材を打ち切ったため、報道陣からは「不誠実」「県民360万人に関わることで、しっかり説明すべき」など怒号にも近い声が挙がりましたが、知事は無言で自室に。

結局、なぜ辞職するのかについては明かされずじまいとなりました。

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