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【紅麹サプリ問題】未知の成分はプベルル酸の可能性…毒性が非常に高い 社長は謝罪会見 静岡

小林製薬の紅麹の成分を使ったサプリメントを使用し死亡していた人は、29日に新たに1人が確認され、累計で5人になりました。小林製薬の“未知の成分”について、「プベルル酸の可能性がある」と国に報告しました。

小林製薬社長が謝罪会見

小林製薬・小林章浩 社長

小林製薬・小林章浩 社長:
まずは亡くなったお客様のご冥福をお祈りし、ご遺族の皆様に心からお悔やみを申し上げます。現在も入院中・治療中の方が数多くいらっしゃることも承知しております。一刻も早い回復をお祈りしております

小林社長は冒頭このように謝罪したあと、記者の質問に答えました。

小林製薬・小林章浩 社長:
もうちょっと早く公表できれば防げたかということであれば、この批判には言葉もありません。当初は原因が何なのか、そもそも紅麹が原因なのか全くわからない状況だった。原因物質の特定に、とにかく研究部門に急ぎ取り組んでもらっていた。それを踏まえながら、当社の判断であるガイドラインや社外の弁護士・第三者の意見を踏まえながら判断していた。ですが最終的には3月22日の発表となり、これが遅かったといわれればその点は問題だと認識しています

未知の成分の解析は?

小林製薬・梶田恵介 食品カテゴリー長

-未知の成分の解析は?

小林製薬・梶田恵介 食品カテゴリー長:
この1週間で構造まではだいぶ見えてはきています。28日に厚労省の報告を受け、これからは1社で判断するのではなく国の研究機関とともに、我々が情報提供しながら解明を進めていくことになりましたので、現時点ではどの構造体かまだ明確に解明できていないので控えさせていただきたい。これから先は、国の研究機関にデータを提供しながら迅速に解明していきたいと考えております。

被害を受けた方への補償は?

小林製薬・渡辺淳 執行役員

-被害を受けた方への補償は?

小林製薬・渡辺淳 執行役員:
亡くなった方、最初の情報が得られている方、その遺族に連絡している。現在3人の遺族に連絡がついている状態で、会えているのは1名です。まずはどういうことが起こったか。医師のカルテや診察の記録を見させてもらいながら、何が起こったのか情報を集め厚労省に報告すること。その目的としてはしっかりと治療方法が曖昧で見えていないので、悩まれている臨床医に早く情報提供して次の被害を防いでいく。早く治療の効果を出してもらうためにも必要なので、協力をいただいている要請をしています。

「未知の成分はプベルル酸の可能性」

プベルル酸とは

また、小林製薬は健康被害の原因物質となりうる未知の成分について「プベルル酸の可能性がある」と国に報告しました。

プベルル酸は青カビの天然化合物で毒性が非常に高く、小林製薬によると大阪工場で混入した可能性が高いということです。

静岡県内の13社が紅麹原料を入手

県内企業も購入

そして、小林製薬から紅麹原料を入手していた県内企業13社は他社のブランドの製品を製造するOEMのメーカーが多く、取材に応じてくれないところがほとんどでした。

このうち静岡市で健康食品などを製造する「アムスライフサイエンス」は、2023年1月以降に意図しない成分が含まれている可能性がある紅麹原料について1kg購入していますが「すべて未使用で隔離して保管している」と説明しています。

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