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「元園長は管理者の知識なし」「園は遺族に不誠実」園児バス置き去りで検証委が再発防止へ提言 静岡

2022年9月、静岡県牧之原市の認定こども園で園児がバスに取り残され死亡した事件で、市の事故検証委員会は園児の安全を最優先する認識の共有などを再発防止策として提言しました。

2022年9月、牧之原市の川崎幼稚園で河本千奈ちゃん(当時3)が送迎バスに置き去りにされ死亡しました。

事件を受け、牧之原市は国の通知に基づき専門家で作る「事故検証委員会」を設置し、現地調査やヒアリングなどを通して問題点や再発防止策の検討を重ねてきました。

事故検証委員会
永倉みゆき委員長(県立大学教授):
当該園はもちろんのこと、保育に関わる全ての人々が今一度、保育環境や保育方法を見直し、子どもの命を守り育てることの重みを再認識してくださることを委員一同、切に願ってこの提言を報告させていただきます

報告書では、業務上過失致死の罪で起訴された元園長の管理者としての意識の欠落や知識の無さ、それに園の情報共有体制の不備や遺族への不誠実な対応などを指摘しました。

その上で、リーダーの意識改革や園児の安全を最優先とする認識を職員全体で共有することなどを提言しました。

事故検証委員会
永倉みゆき委員長(県立大学教授):
ただ安全だけではなくて、それを踏まえてきちんと子供を育てるという意識を持つということが何よりも大事かと考えます

千奈ちゃんの父親は「娘がどんな子だったのか、遺族はどんな気持ちを抱えていたのか、事件の悲惨さを伝えるための踏み込んだ内容も盛り込んでほしかった」などとコメントしています。

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