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【リニア】静岡工区の契約締結から6年4カ月…進められない工事 JR東海が2027年開業断念を正式表明

リニア新幹線についてJR東海は3月29日、「2027年の開業は実現できる状況にはない」と初めて言及しました。また、静岡工区の着工の見込みが立っていない今、「新たな開業時期も見通せない」との見解を示しています。

JR東海・丹羽俊介 社長:
静岡工区以外の工事でも難しい工事があり 一部で工程が厳しくタイトになってきているが、いまだトンネル掘削工事に着手できていない静岡工区のようなところはなく、静岡工区が名古屋までの開業の遅れに直結している。残念ながら2027年の名古屋までの開業は実現できる状況にはなく、新たな開業時期も静岡工区のトンネル掘削工事にいまだ着手の見込みが立たないことから見通すことが出来ないが、引き続き早期の開業を目指して全力を挙げて取り組んでいきたい

29日に行われたリニア新幹線に関わる国の第三者委員会で、このように述べたJR東海の丹羽俊介 社長。

リニア新幹線の静岡工区をめぐっては2017年11月に工事契約を締結したものの、県が環境や生物への影響を懸念しているため、本体工事はもちろん工事ヤードの整備を含む準備工事なども進んでいません。

このため、JR東海は当初2027年としていた開業目標を2023年12月に修正し、国に認可されました。

ただ、この時に示した開業目標も「2027年以降」と、2027年を含む形での表現にとどめていて、JR東海が2027年の開業断念を正式に表明したのは29日が初めてです。

-JR東海は静岡工区の工期を10年と想定しており、今から着工しても最速で2034年の開業となってしまいます。こうした遅れの状況をどのように感じますか?

春香クリスティーン さん:
2027年は難しいかなと薄々感じていましたが、早く便利になって欲しいなと思っていたので少し残念です。それにしても「静岡工区」という言葉が何度も出てくると
胸が痛みますね

スポーツ解説者・宮下純一さん:
速くて魅力的な乗り物だと思いますが、工事を急いで生態系を崩してしまったら元には戻せないので慎重に進めるのは仕方ない気がします

JR東海は新たな開業時期について現段階では見通せないとしています。

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