ニュース

「先延ばしすると多くの犠牲者が…」袴田事件で再審開始決定の元裁判長が再審規定の改正訴え 静岡

10年前に袴田さんの再審開始を最初に認めた静岡地裁の当時の裁判長が27日、静岡市の繁華街で道行く市民に、いわゆる再審法の改正の必要性を訴えました。

2014年3月27日、静岡地裁は袴田さんの再審開始と共に死刑の執行停止や身柄の釈放を認めました。

静岡地裁 元裁判長・村山浩昭さん:
「えん罪被害にあっている」と訴えている人の早期救済を求めて法律改正に取り組んでいます

あの日から3月27日でちょうど10年となる中、静岡地裁の当時の裁判長・村山浩昭さんが審理の長期化を避けるためにも刑事訴訟法で定められた再審規定は「改正する必要がある」と訴えました。

静岡地裁 元裁判長・村山浩昭さん:
再審の問題は物価が高い・安いのように大衆的な欲求になりにくい問題。こういうチャンスを逃してしまうと、また1世代・2世代先延ばしになって、その間に多くの犠牲者が出る

再審規定は現在の刑事訴訟法が制定されて以降、75年にわたって一度も改正されておらず、村山さんは法律を変えることは「時代の責任である」と話しています。

-再審法の改正についてどうお考えですか?

菊地幸夫 弁護士:
検察官が、手元にあってまだ出していない証拠を開示してもらう。開示をめぐって期間が過ぎてしまって裁判が長期化するケースもあるので、そういうところも含めて改正というのは真剣に考えていかなければいけない問題だと思います

静岡のニュースを発信!静岡で何が起きているのか。これからどうなるのか?丁寧に詳しくお伝えします
  • BLOG
  • Instagram
  • LINE
  • YouTube