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【地価公示】静岡市の住宅地は16年ぶりに上昇 市町別の上昇率トップは2023年に続き熱海市

土地取引の基準となる「地価」が26日公示されました。新型コロナの5類移行などで立地の良い住宅地やにぎわいのある商業地などで需要が回復し、静岡市の住宅地は16年ぶりに上昇に転じています。

商業地の平均価格も4年ぶりに上昇

静岡市(空撮)

国土交通省の発表によりますと、県内の土地の平均価格は住宅地で16年連続で下落したものの下落率は縮小しました。

静岡市葵区西草深町

特に静岡市の住宅地は16年ぶりに上昇に転じていて、静岡市葵区西草深町では県内で最も上昇率が高くなりました。

熱海市銀座町

また、県内の商業地の平均価格も4年ぶりに上昇に転じていて、特に観光客が回復しつつある熱海市銀座町は前の年から13.2%上昇しています。

不動産鑑定士・木村満義さん:
新型コロナが(感染症法上の)5類に移行し、熱海市中心部の商業地はにぎわいを取り戻しています。これらの地域では店舗の出店意欲もあり、一方、エリアが限られて供給も少ないことから地価が大きく上昇しました

新静岡セノバ周辺も上昇

新静岡セノバ

また、新静岡セノバ周辺の静岡市葵区鷹匠などの商業地も買い物客が増え上昇しています。

不動産鑑定士・木村満義さん:
新静岡セノバ周辺で買い物客が回遊してにぎわいを取り戻しています。また、地価水準も呉服町などの商業地と比較すると、まだ低くて割安感があり地価の上昇が続いています

3位の湖西市は自動車関連企業が多い

湖西市

市町別の上昇率では1位が2023年に続き熱海市、2位が長泉町、3位が湖西市となりました。

湖西市は自動車関連企業が多く従業員の住宅需要が高いことに加え、愛知県からの需要がある点も上昇した理由と考えられています。

不動産鑑定士・木村満義さん:
愛知県の方から、例えば豊橋市と比べると地価はまだ割安感・値頃感があり、そういう方が湖西で物件を探すというようなこともあります

東伊豆町などは下落率は縮小

東伊豆町

一方、津波の心配があり過疎化が進む東伊豆町・伊豆市などでは、前の年と比べ下落率が縮小したものの地価は下がる傾向にあります。

西原茂樹さん

新型コロナの5類移行などにともない利便性の高い土地は上昇傾向にあるということです。

-県内平均では下落ですが

総務省地域力創造アドバイザー(元牧之原市長)
西原茂樹さん:
静岡市はJR東静岡駅周辺にはアリーナや図書館が今後できる予定で、JR草薙駅周辺には大学が移転して若い人たちが集まり、JR静岡駅北口には新しく大学のビルが建つので若い人たちがどんどん集まります。静岡は東京の通勤圏なので、これから魅力が出て地価が上がっていくと思います

今後は能登半島地震やマイナス金利の解除など、どのような影響を与えるのか注目されます。

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