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【能登半島地震】「出してあげてください」倒壊した家屋の家族が涙ながらに… 県警機動隊が報告 静岡


能登半島地震の被災地支援で派遣された静岡県警の警察官が8日、活動状況を報道陣に語りました。被災直後の捜索の様子、そして、また日頃から備えをしてほしいと呼びかけています。

県警機動隊の佐藤邦洋 警部補と鈴木綾 巡査部長。

2人は地震が発生したその日から石川県珠洲市に入り、被災状況の確認や行方不明者の捜索に尽力しました。

佐藤警部補はこれまでも災害現場の経験がありましたが、家屋の倒壊など被害は想像以上だったと語ります。

県警 警備部機動隊・佐藤邦洋 警部補:
密集した木造家屋が全体でつぶれているというのは初めて見た。(遺体で見つかった)その方たちの家族を思うと何とも言えない

2人は1月3日と4日に倒壊した家屋から高齢の男女3人の遺体を発見しました。その家族から感謝されたことがいまでも胸に残っているといいます。

県警 警備部機動隊・佐藤邦洋 警部補:
(家族から)「出してあげてください」と涙ながらに語られて「絶対に出します」と言い、夜まで活動して(遺体を)出した。心肺停止の状態だったけど(家族から)感謝された

また、発生から約1カ月後にも被災地へと派遣された鈴木巡査部長は、気象状況が活動をより困難にする場合があると実感しました。

県警 警備部機動隊・鈴木綾 巡査部長:
2回目は雪が降っていて、道路の地割れの部分が見えないという状況があり、車移動も徒歩移動もそこに気を使うような活動をしました

南海トラフの巨大地震で甚大な被害が想定されている県内。2人は日頃からの備えが大切だと話します。

県警 警備部機動隊・佐藤邦洋 警部補:
避難所や道路、連絡先の確認をしてもらいたい

県警 警備部機動隊・鈴木綾 巡査部長:
「水と燃料、暖をとる燃料が足りない」と(被災者は)どの方も言っていたので、生活必需品の備蓄をしっかりしておくべき

能登半島地震ではこれまでに241人が犠牲となり、いまだ11人の安否がわかっていません。

そして、市町の一次避難所に身を寄せている人は7000人を超えています。

また、特に被害の大きかった輪島市と珠洲市ではほぼ全域で断水が続いているということです。

-能登半島地震の現状について、どのように感じていますか?

女優・宮崎美子さん:
熊本の震災と被せてしまい映像を見るのもつらいのですが、遠縁で避難した場所で亡くなった人がいました。今後、災害関連死が続かないようにケアをお願いしたいです。何かできることはないかと考えます

タレント・小島よしおさん:
もう1カ月以上経ってしまったんだと。現場の方々は寒い中で、先が見えないというのはやはり不安だと思います。その中でもこうやって現場で頑張ってくれている方もいますし、自分たちは例えばお店とかで能登でとれた食材の料理を注文してみるとか、こういうときこそ助け合いが大切だと思うので、それぞれができることをして気持ちを1つにすることが大切だと思います

直接的ではなくても間接的に何ができるかと考えることは必要かもしれません。

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