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【リニア】「さすがあの鉄道局」川勝知事が国を評価 JR東海の環境保全対策を確認する第三者委を設置へ


リニア新幹線の工事をめぐり7日 国土交通省の鉄道局長が静岡県の川勝知事と面談し、南アルプスの環境保全にむけJR東海の対策などを継続的に確認する第三者委員会を、国として設ける方針を示しました。

リニア新幹線の静岡工区をめぐっては、大井川の水資源や南アルプスの生態系に与える影響について国の有識者会議が2023年12月までに議論を終え、その内容を報告書として取りまとめています。

7日午後 国交省の村田茂樹鉄道局長が県庁を訪れ、環境保全に関する報告書について直接知事に説明するとともに、新たな方針を明らかにしました。

国土交通省・村田茂樹 鉄道局長:
水資源の問題、環境保全の問題、両分野について総合的な視点で継続的に確認する新たな体制を準備して

村田局長はこのように述べ、JR東海の環境保全などに対する取り組みを、国として継続的にモニタリングする第三者委員会を新たに設ける方針を伝えました。

国土交通省・村田茂樹 鉄道局長:
知事には「環境の問題は報告書を出して終わりではなく、まさに実行していくことが大事である」と、「絶えず見直しをして、必要な対策を講じることが大事だ」と伝えたかった

リニア工事を前へと進めるため国が示した考えに川勝知事は…

静岡県・川勝平太 知事:
全ての人に対して第三者(委員会)ですから、そのデータにアクセスができると私は高く評価しております。さすがあの鉄道局、本格的に乗り出されたと

第三者委員会のメンバーや設置の時期はまだ決まっていませんが、モニタリングの項目について川勝知事は「期成同盟会からも意見を募りたい」と話していました。

―国交省が第三者委員会を設置とのことですが、県民の不安はどうでしょうか?

バレーボール元日本代表・大山加奈さん:
環境保全もそうですし、県民の不安解消のためにも中立性が大事だと思います。中立性が確保されたメンバーでしっかり調査してもらいたいと思います

―今回の国の関わり方がどう議論の進展に影響していくのでしょうか?

菊地幸夫 弁護士:
継続的に環境問題が出てこないか検討するのは当たり前で、それを明確に示したということなので。経済に与えるリニアの影響は非常に大きいと思うので、これで少し進展するか注目したいと思います

県としては、環境問題に関するリニア工事をめぐる47の課題のうち30項目について検証が不十分だという認識を持っています。これらについては、県の専門部会で引き続き議論していく方針だということです。

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