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【富士山】通行料2000円を山梨側で徴収へ…登山道は県有地 静岡県は今のところ徴収考えず


山梨県は2024年の夏から富士山の吉田口5合目で1人2000円の通行料を徴収する方向で調整を進めていることがわかりました。混雑を緩和するとともに噴火に備えたシェルターの整備などにあてる考えです。

山梨県・長崎幸太郎 知事:
現行の富士山協力金とは別に、登山者のみなさまから県施設となる登山道 下山道の使用料2000円をご負担いただく方向で現在 調整しております

富士山では登山者が増加して登山道が混雑し、安全の確保が課題となっています。

山梨県の長崎幸太郎 知事は2月1日、富士山での弾丸登山の防止や混雑の解消に向けて吉田口5合目で登山客から1人2000円の通行料を徴収する方針を明らかにしました。

静岡県とともに任意で1人1000円を集めている保全協力金とは別に支払いを求めるもので、集まった通行料は噴火した際の噴石や落石に備えたシェルターの整備などにあてられます。

山梨県・長崎幸太郎 知事:
登山をされようとする方にそれだけのお金をご負担いただいてもですね、十分それだけの価値はある地域だと思っておりますので、登られる方々のご理解は間違いなく得られると自信を持っております

また、山梨県は吉田口5合目にゲートを設け、午後4時から午前3時まで山小屋の宿泊客を除いて通行を規制し、1日の登山者数を4000人に制限する方針です。

この影響で静岡側で弾丸登山の増加が心配されていて、静岡県も県内3つの登山口で午後4時以降を念頭に通行制限を行う方向で検討していますが、通行料の徴収については今のところ考えていないということです。

静岡県によりますと、県内の3つの登山口は県有地ではないため山梨県のように独自の規制が難しいということですが、夜間の規制に向けて環境省などと検討を続けています。

また、御殿場口や富士宮口は1カ所ではなくいろいろなところから入山が可能なため、通行料の徴収も難しいと話していました。

山梨側が先行する形ですが、いずれにしても登山者の安全を守るために知恵を絞っていく必要がありそうです。

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