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【リニア】川勝知事「事実誤認などしていない」 JR東海の“事実誤認”指摘に反論 静岡


リニア新幹線をめぐり静岡県の川勝知事の「部分開業」などに関する発言についてJR東海が「事実と異なる」としたことについて、川勝知事は29日の会見で「事実誤認などしていない」と反論しました。

静岡県・川勝平太 知事:
事実誤認という言葉が独り歩きしないようにしてください。何の事実を誤解しているんですか

川勝知事が29日の会見で語気を強めたのは、JR東海が知事のリニア事業に関する発言で「事実誤認」としたことについてです。

リニアを巡っては静岡県がトンネル工事の着工を認めていないため、JR東海は開業予定時期を「2027年」から「2027年以降」に変更しました。

川勝知事:
(15日の会見で)私としては、できる所からやっていくということ以外に促進する方法はないなと思っております

川勝知事はこれまで工事が進んでいる区間から部分開業すべきだと述べ、この考えはJR東海の過去の資料に基づいたものであると主張してきました。

こうした知事の認識について、JRは幹部が24日 会見で反論する異例の対応をしました。

JR東海・木村中 専務執行役員:
誤解を与えるような状況になっているのではと、大変困惑をしています

そして知事に「事実を正確に認識して発言してもらいたい」と苦言を呈しました。

これに対し知事は29日の会見で…

川勝知事:
JR東海の事業計画はつぶさに読んでいるので、知って申し上げている。自分の好き嫌いで言っているものではなくて、事業主体であるJR東海が公の場所に出されたデータに基づいて発言しているということです

「事実誤認などしておらず、JR東海の考えに沿った発言をしている」として従来の主張を繰り返しました。

-川勝知事とJR東海の認識が違う状況となっていますが?

元フジテレビアナウンサー
笠井信輔さん:
JR東海側は、川勝知事が何を言っても頭にきているのでは。一方で、以前 私が「頑なに反対ではいけない」と発言したら、大井川流域の農家の方から「取材にも来ていないのに、あなたは私たちの危機感をわかっていない」と言われました。そういう意見があると、川勝知事も譲れないのかなと思います。どうやって紐をといていくのか大変だと感じてます。

-県民としては、JR東海と知事が同じ方向を向いて進んでいってほしいと思いますが

春風亭昇太さん:
このことでこんなに言い合いをしているのなら、なかなか難しいと思います。静岡県は丹那トンネルを掘ったときに水の枯渇問題があり、実際 静岡県はそれを体験しているので。東海道線で東京-名古屋のルートがありますが、(リニアで)もう1本あるというのはいいことだと思いますが、本当に難しい問題ですよね

こう着状態が続く中、一歩前に進むためにも静岡県とJR東海が建設的な議論をしてほしいと思います。

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