列車内の安全性を高めようと21日、警察と鉄道会社が合同で訓練し刃物を持った不審者への対応を確認していきました。
この訓練は静岡鉄道と静岡市内の3つの警察署が合同で行い、刃物を持った不審者が列車内に侵入したという想定で駅員や警察官など約50人が参加しました。
駅員は不審者をなだめながら乗客の避難を誘導したり、さすまたを使って距離を取るなどして警察官が駆けつけるまでの対応を確認していきました。
静岡中央署・梅津崇彦 警備課長:
(利用客は)決して勇気をもって犯人と対峙することはしないでいただきたい(まずは)「逃げる」。できれば次のステップとして警察や事業者に引き継いでいただくことで対応していただきたいと思います
警察は今後もこうした訓練をしながら列車での安全性を高めていきたいとしています。