J2最終節で4位となりJ1昇格に向けてプレーオフに回った清水エスパルス。練習を行った静岡市のグラウンドにはサポーターの熱いメッセージが掲げられました。

12日の最終節は清水エスパルスが水戸と引き分けた一方で、ジュビロ磐田が栃木に勝ち、磐田が逆転でJ1自動昇格圏の2位に入りました。
エスパルスは15日に静岡市のグラウンドで調整を行いましたが、グラウンドにはサポーターが集まり「まだ悔しい。凄く悔しい。それでも前に進むしかない。もうこんな思いはしたくない。皆信じている、応援している、頼む、あと2つ。もう一度、共に」などと書かれた横断幕が掲げられました。

25日に対戦する5位のモンテディオ山形は、リーグ戦5連勝でプレーオフを迎えていて勢いがあります。
エスパルスの秋葉監督は「これまで通り攻守に積極的な姿勢で臨もう」と指導していて、選手たちも厳しいゲームを想定して練習に取り組んでいました。

白崎凌兵 選手:
(サポーターが)笑顔で終われるように。最後、本当に勝って終わるってことをイメージして、そこだけにフォーカスして、チームとして乗り越えたいと思います

秋葉忠宏 監督:
今さらよそ行きのサッカーをするつもりは全くないので、しっかり自分たちで積み上げてきたもの、痛みから学んだものをしっかりと出したいぶれることなくやり続けたい

J1昇格に向けたプレーオフ準決勝で、エスパルスは山形と25日にホーム・アイスタ日本平で対戦します。
勝てば12月2日に東京Vと千葉の勝者と対戦し、ここでも勝てばJ1昇格が決まります。