航空自衛隊 浜松基地周辺の川などから国の暫定目標値を超えて化学物質「PFAS」が検出された問題で、浜松市は新たに19地点の地下水で国の目標値を超える量が検出されたと発表しました。
浜松市では航空自衛隊浜松基地の周辺を流れる川や地下水から、国の目標値を超える「PFAS」が検出されています。
これを受けて市は2023年9月末から10月にかけて、周辺住民から希望があった地下水44地点を調査したところ、新たに19地点で目標値を超える「PFAS」が検出されたということです。
目標値を超えて検出された地下水の中には飲み水として使う市民もいて、市は飲まないよう助言したということですが、今のところ健康被害は確認されていません。このほかに浜名湖でも2地点で調査しましたが、目標値を超える量は検出されませんでした。