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有害物質も含む不適切盛土 2025年度中の撤去めざし静岡県が行政代執行へ 静岡市


静岡市葵区の杉尾地区と日向地区の不適切な盛り土について、静岡県は14日、2026年の3月末までの工事完了を目指し11月下旬から行政代執行に取り掛かる方針を示しました。

静岡市葵区の杉尾地区と日向地区の盛り土をめぐり、県は事業者に原状回復を求めたものの応じなかったため、杉尾地区について11月下旬から行政代執行の工事に着手する予定です。

県は急こう配となっている杉尾地区の東側の盛り土の土砂を、まず全て撤去する計画を示しています。

また、日向地区については土砂からシアンやヒ素などの有害物質が検出されたため、県は行政代執行に向けて市と協議していく方針で、その上で全ての工事を2026年の3月末までに終わらせたい考えを示しました。

県 交通基盤部・杉本文和 参事:
下流に人家があり危険な状態を放置できない。できる限り早く土砂を処理して、安全な状況にしたい

県はすべて工事が完了したあと、事業者に対して費用を請求していく方針です。

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