富士山周辺の自治体のトップによる意見交換会が13日に開かれ、静岡県の富士宮市長などから入山料の義務化や規制を求める意見があがりました。
この意見交換会は富士山の世界文化遺産登録10周年を記念して開かれ、静岡県の6市町のトップと山梨県富士吉田市の市長が出席しました。
富士宮市の須藤秀忠 市長や富士吉田市の堀内茂 市長は「弾丸登山や落石事故を避けるために入山規制はやむを得ない」との考えを示し、「安全対策の費用として5合目以上の登山者に入山料を求める必要がある」などと述べました。
7市町は今後も連携し、富士山のいかした街づくりや課題解決に取り組んでいく方針です。