サッカー・J2は12日に最終節(第42節)が行われ、ジュビロ磐田はアウェーで栃木SCに2対1で勝利しました。清水エスパルスが水戸ホーリーホックに1対1と引き分けたため大逆転で2位に返り咲き、J1自動昇格をつかみ取りました。
今季は選手の移籍問題で補強禁止処分を受けたものの、2022年のW杯でコーチとして日本代表の躍進に貢献した横内昭展 新監督を迎え、新たなスタートを切ったジュビロ。
開幕こそつまずいたものの、現役高校生の大型ルーキー・後藤啓介ら若手を積極的に起用してチームの底上げを図ると、6月から約2カ月間にわたり11戦無敗で夏場には自動昇格圏の2位に浮上します。
ただ、思うように勝ち点を積み上げられない時期もあり、第38節には清水エスパルスとの“元祖・静岡ダービー”を落として4位に転落しますが、その後の戦いで東京ヴェルディを得失点差で上回り、2位・エスパルスとの勝ち点差1の3位で最終節を迎えました。
自動昇格を決めるには他会場の結果も絡んでくる栃木戦でしたが、絶対条件の勝利のみをひたむきに追い求めたジュビロ。前半24分に先制を許すも、ドゥドゥのゴールで前半の内に追いつくと、後半16分には松本がゴールをあげ見事な逆転勝利。
清水エスパルスが水戸に引き分けたため2位に浮上。大逆転で1年でのJ1返り咲きを決めました。