戦争の悲惨さと平和の尊さを語り継いでいこうと、浜松市では次世代の語り部を育成する取り組みが行われていて11日から本格的な研修が始まりました。
語り部になるために研修を受けているのは、10代から90代の男女24人で、11日は情報誌の制作などに携わるライターから取材や原稿作成の心得などについて学びました。
このあとグループに分かれてインタビュー取材にも挑戦し、互いの思いを聞き取り合いました。
受講生「(学徒動員を経験した)母の経験を皆さんに伝えることができると思って応募した。子供たちとかいろいろな方に伝えていけるようになったらいい」
浜松市戦没者追悼平和推進協議会 大石功 代表理事
「皆さん真剣に次の世代に伝えようと自分たちができることやらなければいけないことしっかり明確になっている。ありがたいです」
受講生たちは2024年3月まで研修を重ね、2024年度以降語り部としての活動をスタートさせる予定です。