8日午前、浜松市西区の高校のグラウンドにニホンカモシカが現れました。生徒にケガはなく、警察と市は見つけても近づかないよう注意を呼び掛けています。
これは浜松市西区の県立浜松大平台高校で、正午前に撮影されたニホンカモシカの映像です。
体長 約1mでグラウンドを駆け回っているのが確認できます。
落合健悟 記者:
こちらニホンカモシカが目撃されたグラウンドです。グラウンドの土には足跡が残っています
学校によりますと午前11時50分頃 近くの人から「小動物がフェンスを飛び越えて、敷地内に入っていった」と連絡がありました。
教師が確認に向かうと、グラウンドを駆け回る二ホンカモシカを目撃しました。
当時、グラウンドでは体育の授業が行われていましたが、カモシカとは100mほど距離があったためケガをした人はいませんでした。
カモシカを見た高校生:
私たちのことはあまり気にしていないように走っていました。グラウンドを横に突っ走って奥の方に行って、その後、駐車場に行ったような感じ。何かおもしろいな、すごいなって感じでした
カモシカは高校の敷地内を15分~20分ほど走り回った後、北側から敷地の外へ逃げていったということです。
カモシカの目撃情報はその後 寄せられていないということですが、警察と浜松市は周辺をパトロールしていて見つけても近づかないよう注意を呼びかけています。