江戸時代に印籠や煙草入れなどの入れ物を帯に吊り下げる留め具として使われた「根付」を、現代にアレンジした作品展が静岡県掛川市で開かれています。
掛川市の二の丸美術館で開かれている作品展では、日本で唯一根付を専門とする「京都清宗根付館」のコレクションから芸術性の高い約400点が展示されています。
江戸時代からある根付は形や素材も様々で美術工芸品としても国内外で人気が高く、会場では昭和以降に作られ現代にアレンジされた独創性あふれる作品を楽しむことができます。
訪れた人たちは手のひらに収まる細密な技術の素晴らしさを感じている様子でした。
この作品展は掛川市二の丸美術館で11月19日まで開かれています。