
静岡県内でインフルエンザの感染が拡大していて、とくに県西部では警報レベルにが続いています。保健所別では賀茂・御殿場・西部保健所管内が警報レベルです。
10月29日までの1週間の県内の患者数の推計は約2万3000人で、新型コロナの約10倍です。

静岡県が11月2日に発表した感染症発生動向調査によりますと、10月23~29日の1週間に県内の定点医療機関139施設から報告のあったインフルエンザ患者数は3147人です。
定点医療機関当たりのインフルエンザ患者は22.64人で、先週の20.38人から増加しました。10人を超えると注意報レベル、30人を超えると警報レベルとなります。県全体で注意報が継続中です。
地区別でみると西部は33.17人で警報レベルに達しています。東部は21.12人、中部は12.67人で注意報レベルです。
保健所別では賀茂・御殿場・西部保健所管内が警報レベルです。

この1週間の県内の推計患者数は約2万3000人で、新型コロナウイルスの約2400人の約10倍となっています。