エスパルスの本拠地となる静岡県静岡市の新スタジアム計画をめぐり、地元の鈴与グループが出資する意向であることがわかりました。巨額の建設費の確保が課題となる中、計画の実現に近づきます。
2月20日に行われた静岡市議会の本会議。
過去最大規模の当初予算案などの議案が上程される中、難波市長が演説で言及したのが新たなスタジアムの建設計画についてです。
静岡市・難波喬司 市長:
公共投資を機会とした街づくりを行うことで、民間投資を誘発し、街全体に大きな経済社会効果が生まれることを目指している
市がスタジアム建設を目指すのはJR清水駅東口にある製油所の跡地。
市はこの土地を購入する費用として41億5000万円を予算案に計上しました。
ただ、計画の実現に向け、ネックとなっているのが300億円以上と見込まれる建設費の確保です。
行政だけでは賄いきれない巨額の費用に、市はこれまで「民間の投資が不可欠」と訴えてきました。
こうした中、この計画に新たな動きが…。
地元の物流大手・鈴与グループが計画に出資する意向であることがわかりました。
関係者によりますと、鈴与グループは清水エスパルスを支援する地元企業としてスタジアム新設に出資する考えをすでに市側に伝えたということです。
また、市は民間からの公募を2028年秋に予定していましたが、建設費の高騰や企業の動向などから前倒しを検討しているといいます。
地元の有力企業が意欲を見せ計画の実現に向けて一歩近づく中、市がどのように事業を進めていくのか注目されます。
