リニア工事にともなう沢の調査について、静岡県と静岡市は協力して場所や方法を調整していくことを確認しました。
JR東海の環境保全策を確認する国のモニタリング会議で、3月25日に静岡市の難波市長は生態系の影響評価について代表的な3つの沢で調査することなどを説明しました。
県は15の沢での調査が必要としていますが、委員たちは地点を絞って調査し他の沢の代償措置も検討する静岡市の手法が合理的と評価しました。
そのうえで、県と市で重複しないよう場所や方法の検討を求める意見も出されました。
静岡県・森貴志 副知事:
調査の方法については(静岡市と)引き続き情報交換し、専門部会に反映させながら進めていきたい
県は、まず調査可能な地点の把握を進めたいとしています。