静岡県磐田市で暮らす国内で最高齢の男性が3月14日に111歳の誕生日を迎え、市からお祝いの花束が贈られました。長生きの秘訣は「くよくよしないこと」だといいます。
14日に111歳の誕生日を迎えたのは磐田市に住む水野清隆さんです。
水野さんは1914年(大正3年)生まれで、国内の男性として最高齢です。
いまから約90年前の1936年に起きた2・26事件では皇居の警備にあたる近衛兵を務めていました。
太平洋戦争も経験し、戦後は約50年にわたり農業に従事してきました。
いまでも朝6時半に起きていて、好き嫌いなく3食残さず食べているそうです。
111歳になった感想を聞かれると…。
水野清隆さん:
こんな長く生きるとは思っていませんでした。1日1日無事に世話をかけないように通ればいいと思うだけです
そして、男性最高齢となる水野さんに聞きたいのは…。
水野清隆さん:
(Q.長生きの秘訣は何かある?)物事を苦にしないことが一番大事。若い時からくよくよすることは無かった
108歳を過ぎた頃から白内障で目は見えないものの大きな病気はないという水野さん。
長男夫婦や孫と一緒に慣れ親しんだ我が家で規則正しい毎日を送っています。