
口論の末、配偶者の足を蹴ったとして陸上自衛隊富士駐屯地の幹部自衛官が停職処分を受けました。
3月13日付で停職1日の懲戒処分となったのは陸上自衛隊富士学校に勤務する1等陸尉(39)で、2024年8月、御殿場市内にある自宅で配偶者の背後から右足を1回蹴りました。
暴力行為はその日のうちに1等陸尉本人から「配偶者の親族が警察に通報した」と部隊に連絡があったことで発覚しました。
聞き取りに対し、1等陸尉は「配偶者と意見の食い違いで口論になり腹が立った」「深く反省している」と話しているということです。
富士学校長の兒玉恭幸 陸将は「服務指導など隊員指導の徹底を図るとともに引き続き任務の遂行に邁進していく」とコメントしています。
なお、防衛省は2025年から懲戒処分を受けた自衛隊員の性別を公表しない運用を始めています。