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「年間1.8億円以上の赤字」 静岡市が”清水トレセン”の運営見直しへ 設備環境もニーズと合わず

ハコモノ事業の見直しを進める静岡市の難波喬司 市長は、財政負担の軽減のため清水区にあるナショナルトレーニングセンターの運営を大幅に見直す考えを示しました。

24年前に完成したスポーツ施設・清水ナショナルトレーニングセンターは、天然芝のグラウンドに人工芝のコート、宿泊施設やレストランを備えた施設です。

現在、年間18万人に利用されていますが、設備環境が利用者のニーズに合わなくなっていることが課題となっていました。

さらに…

静岡市・難波喬司 市長:
1.8億円以上の実質的な赤字が施設運営で発生している

3月13日に難波市長は毎年市が負担する1.8億円の指定管理料が収益につながっていないとして「運営そのものを見直す」と発表しました。

選ばれる施設を目指し、人工芝のグラウンドの増設や最新のトレーニング設備、ちゅ~るスタジアムなど周辺施設との連携を検討するということです。

静岡市・難波喬司 市長:
現在の運営方法にこだわらず新しい形を考え、施設と運営方法を提案してもらいたい

市は14日から運営方法のアイデアを民間事業者から募り、2025年度中に事業者を公募する方針です。

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