伊豆東海岸の定置網ではマイワシが連日大量に入り、水揚げする漁師の手にも力がこもっています。
11日午前4時、静岡県伊東市の富戸漁港を出港した船が沖合約700mに設置した網を締めると現れたのは無数のマイワシです。
作業船に設置された3つの水槽がほぼ満杯状態となり、水揚げ量は約16t、マイワシを追っていたとみられるキハダマグロ7匹も入っていました。
例年1月下旬から始まるマイワシの水揚げは、今年は1カ月半ほど遅れているということですが、漁師は「ほどよい脂の乗りで食べやすく春のマイワシを味わってほしい」と話しています。