
飲食店で居合わせた税金滞納者の同席者や従業員に納税情報を漏洩した上、滞納者本人の携帯電話に迷惑電話を多数したなどとして、南伊豆町の職員が停職処分となりました。
3月6日付で停職1カ月の懲戒処分となったのは南伊豆町 町民課の係長(40代)で、2024年11月23日、飲食店で偶然、税金滞納者と居合わせた際、同席者や従業員に対して納税の状況などを漏洩しました。
また、係長は飲食店の中で滞納者本人と携帯電話の番号を交換していて、帰宅後に10回程度迷惑電話をかけていたことも確認されています。
町によると係長は当時、酒を飲んでいたということです。
男性は今回の件に関する報告を後輩に任せ、自らは上司に報告しなかったことも明らかになっていて、岡部克仁 町長は「全職員へのコンプライアンス研修を実施し、町民の信頼回復のための服務規律と綱紀粛正を徹底する」とコメントしています。