岩手県で発生している山林火災は発生から1週間経ったいまも鎮火のめどが立っていません。こうした中、静岡市消防局の航空隊員4人が3月6日から現地に派遣されることになりました。
大船渡市で起きている山林火災は発生から1週間となった5日、初めてまとまった雨や雪が降りました。
これまでに自衛隊や各地の消防が懸命の消火活動を続けてきましたが、いまだ鎮火のメドは立っていません。
焼失面積は2900ヘクタールに上り多くの人が避難を続けています。
こうした中、消防庁からの要請を受け静岡市消防局の航空隊員4人が6日から現地に派遣されることになりました。
出発を前に隊員たちは静岡市の難波市長のもとを訪れて、ヘリコプターの離着陸場で行う給水活動の補助や安全管理など予定される任務について報告しました。
静岡市消防局航空隊・塩原政樹 副隊長:
東日本大震災の復興途上にある中で、このような災害に遭っている。そのような状況なので1日でも早く通常の生活に戻れるよう我々としては安全を確保しつつサポートをしていきたい
隊員たちは緊急消防援助隊の一員として10日まで現地で活動することになっています。