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【解説】大雪この先の見通しは? 5日朝の通勤・通学の時間帯は山地も含めて雨に変わる見込み 心配される高校入試への影響

前線や寒気の影響で雨や雪となり冷え込んだ3月4日の静岡県内。5日朝にかけて大雪になるところがある見通しで、交通への影響などに注意が必要です。

今後の見通しについて小塚恵理子 気象予報士が解説します。

小塚恵理子 気象予報士:
午後6時時点の天気分布から見てみましょう。

中部の山地で雪から雨に変わったところがあるようです。東部から伊豆にかけては雪やみぞれの分布にほとんど変化がありません。三島ではみぞれになったり雨になったりを繰り返しているような状況で、あと1時間から2時間の間は雪になる可能性が高くなっています。

御殿場市内の様子を情報カメラで見てみましょう。

屋根は雪で真っ白になっています。この後、さらに積雪が増えると思われますので、山地では大雪に警戒です。

今後の見通し、雪の予想を見てみましょう。

午後9時くらいまでは東部方面の平野部も雪が続く可能性があります。その後、平野部は次第に雨にかわりそうですが、山地は雪が降り続きそうです。

一旦雨に変わったところでも再び雪になる可能性もありますので注意が必要です。

5日未明以降から山地でもみぞれや雨に変わる見込みですが、予想より気温が低いと雪のまま降る能性があります。

5日は公立高校の入試がありますが、朝の通勤通学時間帯は山地も含め雨に変わっている見込みです。朝は全域、弱い雨が所々降ったりやんだりとなりそうな予想です。

予想される雪の降る量は西部の山地で5cm、中部の山地で15cm、東部の山地で20cm、平地で1cmの見込みです。
    
5日朝は路面の凍結などにもご注意ください。

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