
サッカー・J2の藤枝MYFCは2月28日、トップチームの選手・スタッフ計25人が食中毒を発症したと発表しました。
一方で藤枝MYFCの関係者が食べた弁当を提供した飲食店が調理した弁当等を食べた別の集団でも胃腸炎の症状が出ていて、関係者によりますと、検査の結果、県はノロウイルスに伴う計63人の集団食中毒が起きたと断定しました。
藤枝MYFCによりますと2月26日深夜から27日にかけ、トップチームの選手とスタッフに下痢や嘔吐などの症状が現れ、これまでに計25人が食中毒を発症しました。
一方で藤枝市のホテルに宿泊していた大学の部活動関係者と同市内に下宿している高校生についても同様の症状が確認されています。
関係者によりますと、藤枝MYFC、大学の部活動関係者、下宿している高校生の3グループに共通する食事として市内の飲食店が調理した弁当が考えられていて、藤枝MYFCと大学生は2月25日の昼食として、高校生は同日の朝食として食べたということです。
県中部保健所は3グループ130人に対して調査を実施していて、その結果、63人に嘔吐や発熱、下痢などの症状が現れていたほか、ノロウイルスG2が原因と特定され、3月3日夕方にも発表する見通しです。
当該の飲食店は2月27日から営業を自粛していますが、県は営業禁止命令を出す方針です。