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鈴木康友 知事が選任理由などを説明…異例の副知事2人同時に交代 静岡県議会2月定例会の質問戦はじまる

静岡県議会2月定例会は2月25日から質問戦となり、鈴木康友 知事が新年度当初予算案の編成方針や副知事人事案の選任理由などについて説明しました。

25日から質問戦が始まった県議会2月定例会。

代表質問に立った自民改革会議の坪内秀樹 政調会長がまず尋ねたのが鈴木知事にとって初めてとなった新年度当初予算案の編成方針です。

自民改革会議・坪内秀樹 政調会長
知事が財政健全化と将来を見据えた積極的な取り組みを両立させると言うなら「何をやめるべきか」と「何を実施するべきか」はセットで考え、県民に説明していくことが重要

鈴木康友 知事:
県政を進めるに当たり、まずは県民の命と財産を守る防災・減災対策を強化した上で、本県経済の活力の源である中小企業の支援や、子育て・教育環境の充実など県民生活に直結する施策に注力する考え。県政発展に必要な新たな取り組みを積極的に進めるため、県債残高1000億円削減などに取り組み、持続可能で健全な財政基盤を確保する

一方で2月定例会には森貴志 副知事と増井浩二 副知事に代え、元総務官僚の平木省 氏と県OBの塚本秀綱 氏を充てる人事案も提出している鈴木知事。

任期の途中で2人を交代させる理由に関して詳細な言及は避けたものの、平木氏と塚本氏については「地域性を重視して選任した」と説明しました。

鈴木康友 知事:
新たな副知事は県政の諸課題や県内事情、特に東部地域に精通する人材。また、私が掲げる将来世代に対する責任を負う、最小の経費で最大の効果をあげる、人を生かすといった姿勢を持つ経営感覚に優れた人材が望ましいと考え、塚本氏と平木氏を副知事の候補とした

質問戦は3月4日まで行われます。

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