プロ野球・東京ヤクルトスワローズは、球団マスコット「つば九郎」を支えたスタッフが亡くなったと2月19日に発表しました。
草薙球場をはじめ静岡にも度々訪れていたつば九郎。各地から感謝の声が届いています。
ヘルメットを投げて頭でキャッチする「空中くるりんぱ」や、ユーモアあふれる唯一無二のフリップ芸で人気を集めた東京ヤクルトスワローズの球団マスコット「つば九郎」。
ヤクルト球団は19日に、長年つば九郎を支えてきた球団スタッフが亡くなったと発表しました。
東京ヤクルトスワローズ ホームページより:
これまでつば九郎を支えてきた社員スタッフが永眠いたしました
突然の知らせにヤクルトのキャンプ地沖縄に集まったファンから悲しみの声が…
つば九郎ファン:
辛い時もつば九郎がフリップ芸している動画を見て元気になったりとか、選手と絡んでいる姿もすごく好きで、もう言ったらキリがないくらい大好きでした

つば九郎は、静岡草薙球場で公式戦が行われる際など県内でも精力的にPR活動を行いました。
時にはロープウェイに乗って久能山東照宮まで必勝祈願に出かけたり…
静岡鉄道の1日駅“鳥”を務めた際には、その雄姿を見ようと多くのファンが集まりました。
そしてテレビ静岡やこの「ただいまテレビ」のスタジオにも何度も遊びに来てくれたつば九郎。
県内のファンからも感謝の声が聞かれました。
県内のファン:
つば九郎は皆さんを明るく楽しくするエンターテイナーだったと強く感じているので、そういった方(担当者)が亡くなったのは非常に残念なことだったなと感じている
県内のファン:
毎週子供たちの野球の試合も行くし、プロ野球も観に行きます。草薙球場も行きます。つば九郎はかわいい、本当にかわいい愛されるキャラですね
県内のファン:
ありがとうだね。面白くさせてくれてありがとう。いてくれて頑張れた
県内のファン:
色々楽しませてくれて、野球を盛り上げてくれてありがとうございます
そしてつば九郎は、ファンだけでなく選手たちにとっても大きな存在でした。
東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆 選手:
ヤクルトを支えてくれた人でもあるので、すごく感謝しています
東京ヤクルトスワローズ主将・山田哲人 選手:
本当に感謝しかないですね。こうして僕も今でも変わらずスワローズの一員ですし、これからも一緒に戦っていきたい
つば九郎がデザインされたキャプテンマークを触り感謝の言葉を述べた山田選手。
球団によりますと、つば九郎の活動は今後しばらく休止となるということです。