
静岡県沼津市に住む女性(80代)が「携帯電話の使用を停止する」などと言われ、現金 約1600万円をだまし取られました。
被害に遭ったのは沼津市でひとり暮らしをしている女性(80代)で、1月30日、自宅の固定電話に電話通信事業者を名乗る人物から「携帯電話の使用を停止する」などと電話がありました。
その後、女性のもとには警察官や検察官などを名乗る人物からも電話があり、「ヤクザを捕まえたらあなた名義の口座で薬物の売買をしていた」「あなたの口座に怪しいお金がないか確認する必要がある」などと言われました。
話を信じた女性は指示された通りに金融機関から複数回にわたって現金を引き出し、2月18日、自宅前に現金 約1600万円を置いたところ何者かに持ち去られたということです。
被害は女性から「事件に巻き込まれたかもしれない」と相談を受けた親族が警察に通報したことで発覚しました。
警察は警察官や検察官を名乗る人物からの不審な電話が増えているとして注意を呼び掛けています。