プロパンガスの契約をめぐり法的に不備のある申込書を客に示した上、契約書も渡さなかった疑いで静岡県焼津市にあるガス供給会社の社長ら2人が逮捕されました。
特定商取引法違反の疑いで逮捕されたのは焼津市にあるガス供給会社の社長の男(41)と関連会社の役員の男(41)です。
警察によりますと2人は2024年4月、富士市に住む60代の女性に対しガスの供給時期や支払方法が記されていない申込書にサインをさせた上、契約書を交付しなかった疑いが持たれています。
警察は共犯者のいる事件として2人の認否を明らかにしていません。
逮捕された男が社長を務めるガス供給会社は2018年から2021年にかけ複数回契約の方法などをめぐり行政指導を受けていて、警察はそうした中でも2人が違法な契約を続けていたとみて調べています。